私のおじいさんは、もう亡くなって何年にもなりますが、優しく、動物の好きな?おじいさんでした。母が小さかった頃には牛や鶏も飼っていたらしいのですが(もちろん生活の足しにするために)、私が小さい頃はいろんな小動物にふれさせてくれました。今日久しぶりに、夕暮れの空を飛び回るコウモリを見ていてそのことを思い出しました。
ウチの古い家(おじいさん達が住んでいた家)には、どこかにコウモリが住んでいました。私はいつも、そのコウモリが家のどこから出てくるのか観察したものです。私がまだ小学2年生だった頃のある日、おじいさんが1匹のコウモリを捕まえてくれました。「学校に持って行って、みんなに見せてあげたらいいよ」と。
おじいさんにしてみれば、子どもにとって珍しいコウモリは良い自然観察の材料になる・・・・とでも思ったのでしょうが、人間が出来ていない私は、<自慢の種>として学校に持って行きました。さながらスネ夫のように。(笑)
朝、先生にこっそりとコウモリを持ってきたことを伝え、みんなに紹介してもらいました。私はきっと偉そうに「おじいさんが捕まえてくれました。」とか何とか言ったんでしょうね・・・全然覚えていませんが。みんなは珍しいので遊ぼうとカゴからコウモリを出し始めました。・・・・・すると、明るい日差しの中、教室の窓から逃げてしまったのです。その時、私は泣いたのでしょうか???これも覚えていません。
コウモリ=昼間ならばあまり動かない・・・・と思っていた私はきっと「吸血コウモリ&ドラキュラ」をイメージしていたのでしょうね。ただ、その日は、何となくトボトボ帰ったことは忘れていません。
次の日、学校に行くと。黒板に「(私を)○○ちゃんを励ます会」と大きく書いていました。そしてみんなが私を慰めてくれたのです。いつの間にそんな計画を立てていたのでしょう。今考えてもよく分かりません。友達達は言葉を尽くして慰めてくれるのですが、根っからの孤独好き?の私は人の中心に自分が居ることが恥ずかしくて嫌でたまりませんでした。何でもいいから早く終わればいいのに・・・と考えていたこと、今でもはっきりと覚えています。昔っからそうなんですよね。誕生日会なんてしたことがありません。人にあげるプレゼントなら最高の物を選び、演出を考えるのに・・・・。
そう言えばおじいさんは私にいろいろな小動物の話をしてくれました。保育所にモグラを持って行ったこともあります。ただし、モグラは害獣のため、残酷ですが腕を切り、体は川に捨てます。その腕を地元の総代さんのところに持って行けば幾らかのお金と交換してくれたのだそうです。カミキリムシを学校に持っていたこともありました。紙を切るのか試した事を覚えています。ウマオイを学校に持って行ったときは、昼休みにラジオ体操をさせていて足がとれてしまいました。そのウマオイが机の上を一生懸命逃げ回る姿が怖くて、その日から虫が怖くなりました。(身勝手な・・・・・・)
家に帰れば、ウシガエルがいたこともありました。足に紐がつけられ石につながれていました。亀がいたこともありました。ホタルは・・・さすがに見に連れて行ってくれましたが、近くで見る物じゃないですね。小学生も高学年の頃のある日は、夕方、おじいさんが一斗缶に「米ぬか」と「水」と何かを混ぜています。何を作っているのか・・・・と思いきや、何と魚のエサ!近くの大きな川には大きな鯉がいたのですが、その鯉を【えづけ】していたのです!?どうやって仕込んだのか・・・・エサの入った一斗缶を棒でカンカン叩くと(パブロフのような)大きな鯉が集まってきました。そしてエサをまくのです。そんなことを川のあちこちでやりながら作ったエサを全てまいて帰りました。
今であれば、何て事を!!とも思いますが、おじいさんは本当にいろいろなことを体験させてくれました。
そういえば、コウモリと共にツバメもたくさん居たのですが、ツバメはウチの田んぼでしか食事をしないんですよ。ウチの田んぼがもう何年も農薬を使っていないことと関係があるのかもしれませんね。きっと他の田んぼには小さな虫すらいないんでしょう・・・・・。まだまだ(少しだけ?)自然の残る環境に感謝!感動!できた1日でした。
最近のコメント