最近、興味があってイギリスの学校給食事情を調べてみました。
イギリスは、フードマイレージが生まれた国。(1994年に英・消費運動家ティム・ラングさんが提唱)
こんな言葉さえ初めて知った私は「なるほど~」と、ただうなずくばかり。
確かに、「人間はなるべく近くで収穫された食料を食べた方が良い。遠くで取れたものに頼れば、輸送に関わる燃料やCO2の排出量が多くなり、環境により負担を与える」・・・と言われれば、地元の農産物を買って地元民が消費する「地産地消」もすんなりうなずける気がします。こんなコトも考えた上で、価格で比べてみると、海外の農産物は輸送燃料だけでもずいぶんお金がかかっているだろうし、人から人の手へ渡される回数が多い分その人達にもいくらかの手数料は払わなければいけない。陳列が華美であればあるほど、電気代とそれにかかる人件費が重なって・・・それで、あの値段。確かに安けりゃいいけど(-_-;)。いろんな必要経費引いたらいったい元の値段はいくらで売買されてるの!?
昔の100円均一は品物が粗雑で、たまに買った物でもすぐに壊れたりして使い物にならない物が多かった。そんなときは決まって「まぁ、安もんやけんね~。」と言っていた気がする。今はどこをどうやって良い物を作っているのか知らないけれど、ずいぶんその質は良くなったような気がする。でもやっぱり、「この商品には100円払ってる。この商品には300円払ってる。」という感があるし、「やっぱり100円のものやね。」と「やっぱり300円のものやね。」では意味が全く違ってくる。100円で安く手に入れた物が壊れて文句を言う人は少ないだろう。友達に言ったって、「そんな安もん買うけんよ!」と言われるのがオチ。でも同じ言葉を食事に当てはめると・・・・ちょっと恐ろしい答えになる。
「100円(安い物)で買ったもん食べよったら病気になった!」「そんな安もん買うけんよ!」・・・・怖いやりとりだなぁ。自分のおしゃれには気を遣う人の中にも、食材に注意をはらう人は少ない。「安くないとねぇ・・・・。」(ホントに安いだけで良い???)
2年前かな?大晦日の「紅白」で「さだまさし」さんの「遙かなるメリークリスマス」を聴いて感動し、買ったCDにこう書いてあった。「知らなかったではすまされない。考えよう。想像しよう。」と。だったら、今、目の前で安く売られている野菜を売る為には・・・・と考えてみた。自分が作るなら、どれだけの必要経費(人件費、梱包、輸送燃料)をかけたらこの値段なのだろう・・・・。数を作らなきゃやってられない!
じゃあ、数を作る為には???
病気に強い遺伝子を組み込まれた品種でも何でもいいからとにかく数が取れて大きくなる品種を選ぶ。農薬を何度もかけて数量をそろえて、収穫後も早く痛まないように成長(老化)を止める薬をかけて・・・・。見てくれの悪いものも全部出荷したいなぁ。そうだ、加工品にしよう!・・・で、見てくれをきれいに加工して・・・最後には食卓テーブルへ。顔の見えない相手でも「良い物を届けたい」なんて思ってるのは日本人だけ。日本人のこと嫌いな外国農家の人がお金のコトを度外視してでも良い物を作ってくれるなんて、誰も本気で信じている人はいない(よね?)。だったらちょっと高くてもいいじゃん!そのくらい。そんな端金と大切な自分や家族の命は天秤にかけられないでしょう?いろんなものが食べたい!なんて言いながら季節はずれの県外・国外産を無理して買わなくっても地元の人間が食べるに適した栄養価の野菜は、旬になれば地元で取れるの!待ってなさい。
と、私は言いたい。
イギリスで給食改革が始まった理由の1つには、「1食あたり材料費がたったの37ペンス(約75円)」という実態が明らかになってからだそうです。もともとは日本と同じく公費でまかなわれていた義務教育の給食が、民間に委託された結果がこれ。(そう言えば、松山市は、この前給食の民間委託が決まったなぁ・・・。)だから今度は官・学・で食を考えるようになったんですって。(この記事を紹介してたのは毎日新聞。)
話は元に戻って、今治市では今、食育事業を推進しています。他国の例に学び、官・学・民(農家)が三業一体となって、本当に安全と言える食べ物をつくってあげたいなぁ・・・・と、思うようになりました。
今回勉強させて頂いたページはお薦めリンクに載せておきます。Shin
最近のコメント